こんばんは(^^)やまだや山田好美です。
リフォームでは廊下や階段に手摺りを取り付けさせて頂く機会がたくさんあります。
手摺を取り付けるに当たって気を付けなければいけないポイントがあります。リフォーム工事で伺うお客様の家で、介護用に取り付けた手摺が使い辛いと言うお話を聞く事があります。この前工事をさせて頂いたお家では手摺りの高さに問題がありました。
一 般的には廊下などに取り付ける場合床からの高さが750mmが目安になるのですが、750mmでは低く感じる方が多いのが実情で800mm位の高さが一番 適している様に感じます。ですがこれも一般的なもので当然なのですが、男性と女性、背の高さにより使いやすい高さが変わるので、工事業者さんと話し合いを しながら、適した高さに設置した方が良いです。
又階段の手摺りは手すりが高過ぎてしまうと身体の重心が後方に移ることがあります。高齢者のお客様の中には、足首の関節が固く柔軟な踏み込みができない方や、背中が丸くなった方もいます。そのような方が高めの手すりを使って、後方重心で階段を上がるのは危険な状態になってしまいます。階段手摺りの高さは階段踏み面先端から750mmを基準に低めに調整した方が良いと思います。
下記の画像はやまだやで施工させて頂いた工事の画像になります。
手摺は高齢者の方や体が不自由な方が頻繁にお使いになる機会が増えるのものなので、施工する側もしっかりとした認識・知識を勉強して工事を行っていくべきだと思います(^-^)