こんにちは!(株)やまだや 山田好美です。
今日は令和6年2月23日、天気は雨 昨日・一昨日の2月にしては春並みの気温から一転、手が悴む程の寒い1日です。
今年は年初から大きな災害が発生しました。令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また犠牲になられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。
復興に向けて微力ながらも何か出来ることがあれば、考えて行動に移していきたいと考えております。
被災させた皆様方が1日でも早くいつも通りの生活が出来るように願います。
今日は先日工事が完了した開成町S様邸、外壁・屋根塗装工事を更新させて頂きます。
S様は外壁のひび割れが気になりお問合せを頂きました。
S様邸の外壁はジョリパットという塗り壁材で仕上げています。
アクセント色のグレー部分にクラックが出ています。メイン色ホワイトには見られません。
ジョリパット外壁でクラックがある場合は建築当初の施工不良が原因であることが殆どです。
クラックが発生している外壁を確認した所、外壁に浮き・剥離はなく、クラックの幅・深さも微細のものが殆どでした。
クラックの状態、メイン色である白の外壁に問題が出ていないことを考えると下地に問題はないと考えることができます。
塗り壁の施工を行う時、ホワイトとグレーの外壁は同じ日に施工することができせん。施工した日の環境に違いがあり施工不良が発生していると考えらます。
ジョリパットなど塗り壁仕上げ材に微細なクラックが発生する原因は仕上げ材施工後の乾燥時に問題がある事が殆どです。
一つ目は塗り壁施工直後に雨に打たれ樹脂が流され水分量の増加、その後天気が晴れて高温になった時、急激な乾燥収縮が原因となりクラックが発生します。
2つ目は塗り壁施工時の気温です。冬季に施工を行う場合、気温が低い時に施工を行い完了後乾燥時に氷点下になると塗り壁内部の水分が凍結して膨張します。それが原因となりクラックが発生します。
S様邸のクラック・外壁の状況を確認させて頂きクラックの補修を行った上で
下塗りに弾性機能を持ちクラックに対して追従性が高いエポキシ系下塗り材
日本ペイントDANフィラーをご提案させて頂きました。
S様、この度はご縁を頂けた事誠に感謝いたします。ありがとうございました。
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