O様邸リフォーム工事2

こんばんは。建築工房やまだや 山田好美です(^^)

先日、今は引退した左官屋さんににあるものを頂きました(^<^)

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上記の画像が頂いたものです!これ何で製作しているかわかりますか?

全て漆喰で製作した蔵の模型になります。

なまこ壁・屋根の棟、瓦・ドアすべて漆喰で製作しているのです!?

頂いた中村左官さんは文化財の保護修繕や古民家の再生などの仕事を主として左官屋さん一本で生きてきた腕のいい職人さんです。

私も漆喰工事や塗り壁工事の時などはお願いしていました。

中村左官はすのまたという海藻を煮て漆喰に混ぜて使用していました。昔の漆喰に近い物ですね。それを混ぜる事により粘り気がでて割れにくくなり、又光沢がますのです。

今回、古民家工事の土間の仕上げで知恵を借りたくてお伺いし色々なお話をしていた所、私に漆喰で作った模型を譲ってくれました。

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上記がこの漆喰を塗ったコテです。すごい小さいです!

その他にもたくさんの見た事がないコテを持っていました。このようなコテは販売しているものではなく、現場・作成するものに合わせて作っていたようです。

このような道具が綺麗に手入れをされておりまだ使ってくれと訴えている様でした。改めて中村左官さんが引退してしている現状に寂しさを感じてしまいました・・・

いろいろな経験をしてきた知恵・見識のある職人さんはこれから少なくなる事は確かです。少しでもその知識・知恵を勉強させて頂く機会を得たいと思い、今回は私が無理にお願いをして古民家工事では中村左官さんの手を借りる事となりました(^^)その施工に関しましては又後日のブログで記載します!

さてさてO様邸工事の画像をUPしていきます。

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前回の続きですね。ひとつひとつ丁寧に木の刻みを行い塗装して制作したものは

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テラスです!テラスはあると便利ですよね。木だと腐らないか心配というお客様もいますよね。しかし私の経験上屋根の下にある木部は条件にもよりますが腐る事はそうそうありません!長持ちさせる為、定期的にする塗装のお手入れもタオルで拭いて塗装を染み込ませる方法などもあリ比較的楽に自分でお手入れできます。

今回の工事ではバルコニーも修繕しました。

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O様邸のバルコニーの床はプラスチック製の床板で所々破損し外れている状態でした。まず既設プラスチック製の床を解体します。その後下地である鉄骨をケレンし錆止め・仕上げ塗装を行います。見えなくなる所だからこそ丁寧に仕事をおこないます!

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今回はお客様の要望で無垢の杉板を敷きました。水はけを良くするため間を少し開けています。普段私はバルコニーの床は木を使うことをお勧め致しません。お客様の要望もあり定期的に塗装を行って頂く事と、耐用年数をお話しした上で施工させて頂きました。でも無垢の幅広の床板は感じがいいですね!定期的に塗装して頂く事により長持ちする事が出来ると思います。

O様邸の工事の続きは又後日UPさせて頂きます!

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