こんにちは!(株)やまだや 山田好美です。
今日は令和4年9月21日、天気は曇り、気温は程よく過ごしやすい1日です。
最近下記に記載する内容のお問合せが増えています。
訪問業者さんから屋根に不具合があると言われたので確認してもらえませんか?
私自身建築に携わり20年以上経ちますが、屋根の不具合を地上から発見するのは余程状況が悪く無い限り容易ではありません。
確認に行くと瓦を破られていたりするお客様もいました。
その業者さんたちが良く話をする棟板金の釘についてですが、棟板金の釘は使用している釘の種類・打つ場所によりにより抜けやすいものがあります。
只釘が少し抜けていたとしてもそれが建物にとって重大な問題に繋がることはありません。下地の木が腐っていると飛散する事もありますが腐るには他の原因がある事が殆どです。
屋根材によっては経年劣化が進んでいる屋根に登ること自体、割れやひび割れを起こすなど他の問題を引き起こす原因となる場合があります。
築年数を重ねた屋根の上に登れば材料の経年劣化があるのは当たり前のことです。
それが大きな問題なのか又最善な修繕方法はどのような工法なのか?建築関係者が判断することが必要があります。
只お客さまの不安・建築の専門性を逆手に取り不安を煽り仕事を頂く事が正しい事では無いと考えております。
相談を受ける度に憤りを感じますが、地元で少しでもこの様な事が起こらない様に微力ながらも伝えられる方法で廻りの方に伝える努力をしていきたいと考えております。
住宅のメンテナンスは最適な時期・工法で行うことにより最終的にかかるメンテナンスコストが最小限で良い状態を保てます。
お家のメンテナンスは信頼できる地元の業者さんに相談をすることをお勧めします。