こんにちは(^-^)建築工房 やまだや 山田好美です。
3連休の初日ですね。久し振りに昼間ブログを書く時間ができました(^-^)
お天気もよく秋の行楽には絶好の日です。私は午前中仕事で午後15時頃から地元消防団の食事会に参加する予定です。
すこしでも地元のお手伝いができればと消防団に団入したのですが、忙しくて行事に参加できない事もしばしばです(^_^;)
災害時には地元消防団は地域防災の要となるのでこれからもできる限り参加出来る様にしていきたいと思います。
さてさて、先週からMS様新築工事が着工しました(^-^)
MS様邸は地盤調査の結果表層3メートル程地盤に支持力がなく改良を行う事になりました。
MS様が建てる土地は盛土をして宅地造成しています。盛り土した土には支持力がなく上に建物が建築される地盤の支持力にばらつきがありました。
地盤にばらつきがある場合、地震時に建物に伝わる振動にもばらつきがでてしまいます。
建物はバランスよく壁量などをとり強度を保っているので建物の片側だけ大きな振動を受けてもバランスを崩し大きな倒壊に繋がる可能性があります。
その為全体的にバランスよく地耐力がある必要があります。
MS様邸は地盤改良を行う会社と検討した結果、柱状改良を行う事になりました。
簡単に説明すると柱状改良とは建物の真下の安定している地盤まで直径60cm程の円柱杭をコンクリート造ってしまう方法です。
建物全体の地下部分、安定している地盤に円柱の柱を建て、その上に建物を建築するという地盤改良の施工方法です。MS様邸は28本の杭を配置し施工しました。
土地を購入するときその土地が地盤改良を必要とするかどうかは建築会社であれば、ある程度の情報が得る事ができると思います。
地盤改良に掛かる費用が建築予算に加算しお客様に費用の負担が掛かるのもそうですが杭などを打設するとの地中に埋設物がある事になるので,売却する時資産価値が下がる場合もあります。
又住宅の地震対策には建てる場所・土地はとても重要で、地震で被害があったお家をみると断層の上にあるお家が得に影響を受けるのは確かです。
土地を購入するときはその様な事も踏まえて検討する必要があるのだと思います。
では工事写真を(^-^)
住宅の柱状改良工事は規模にもよりますが、だいたい1日の工程で完工します(^^)
最近天候が崩れる事が多く土・コンクリート工事は影響を受ける事が多いのですが、全体の工事に遅延が出ない様現場を進めると共に、確かな工事を行って行きたいと思います(^^)